オート    :リエゾン(移動区間) 373km+SS(競技区間)394km=合計767km
カミヨン   :リエゾン(移動区間) 373km+SS(競技区間)392km=合計765km
モト&クワッド:リエゾン(移動区間) 373km+SS(競技区間)394km=合計767km

 

モト部門

003 –トビー・プライス   (SS1位、総合1位)
パウロ(・ゴンサルヴェス)と際どい接戦

完璧なレースなんてなかなかできない。いくつかミスしたが、カップ(方向)選択で少しツイていた。最後、他のライダーより良いタイムでゴールできたので、良い日となった。でも、まだ競技中のライダーがいるから、それは今のところというだけだが。第8ステージのゴールに着いた、それは良いことだ。

パウロ(・ゴンサルヴェス)と際どい接戦だ。一日おきに総合トップを取っている。その争いは分単位の競い合いで、最後の日には秒単位の争いになるだろう。
彼は僕よりナビゲーションに強い、でも彼の前にいられるよう精一杯の走りで粘る。このトップのポジションはちょっとストレスだ。コースをオープンして走らなければならないので、コースの選択に自信がないといけない。今日はそれがうまくいった。明日は、またマラソン・ステージにアタックすることになる。2日目の激しい争いに備えて、バイクを傷めないよう気を付けなければいけない。

 

002 –パウロ・ゴンサルヴェス   (SS2位、総合2位)
タイヤが溝にとられてぶっ飛んだ

オフロードの凸凹の難しいコースの1日だった。スピードを上げて走っている時、タイヤが足をとられてぶっ飛んだ。体のダメージは無かったが、GPS機材が壊れた。それから後、ケーブルが切れてもげてしまわないよう、片手で抑えながら走らなければならなかった。最終的にトビーからあまりタイムを失わずに済んだ。だから嬉しい気持ちでいられる。トビーは私より5分勝ったが、それは当然だ。今年は後半の週最初からハードなコースで、非常に難しい1日だった。運よく明日はマラソン・ステージ。私ってラッキーなんだ、フフフ・・・。

 

047 –ケヴィン・ベナビデス   (SS5位、総合5位)
毎日アタックを続ける

今日のコースはSSが二つのパートになっていた。最初のはサルタ地方、後半はベレン地方だった。パート1では土路面で道路を走った。後半は砂丘や岩場のオフロードでナビゲーションがいっぱいあって難しかった。メオと一緒にスピードに乗って、正しいカップ(方向)、正しいコースを選べた。今日の難題は暑さと柔らかい砂だった。

良い休息日を過ごせた。自宅に帰って、家族や友人たちといっしょに過ごした。自分のベッドで寝た。この後のレースの為にそれはまさに必要なことだった。毎日アタックを続ける。順位が後退するよりアタックしているほうがいいに決まっている。

 

049 –アントワーヌ・メオ   (SS8位、総合6位)
明日は私の番だ

SSパート1では思いっきり走った。方向を選ぶのに全くミスが無かった。ケヴィン・ベナビデスから20秒遅れていた。それって悪くないタイムだ。その後SSパート2で、ナビゲーションが多くなったのでスピードを落として走った。最終的に、頑張った甲斐がある結果になった。ゴール手前以外はほとんどナビゲーション・ミス無し。たとえトビーがまじめに走って順位を上げたとしても、私はまぁまぁのポジションにいる。明日は私の番だ。

 

019 –ミカエル・メッジ   (SS–位、総合–位)
パオロを助けて走りたい

SSパート1に入って18km地点、電気系の故障で時速20kmしか出なくなってしまった。SS1のゴールまでものすごい時間がかかってしまった。その後アシスタンスが故障の原因を見つけて直してくれた。
SSパート2を走っている間に暗くなってしまった。これまでダカール・ラリーで夜走行したことが無い。それってすごくたいへん!ゴールまであと10kmのところ、ふかふかの砂地でバイクのフロントが地面にささって投げ出された。肩から落ち、手首もぶつけた。
今何時かわからない。休んで元気を取り戻さなくては。体のあちこちが痛い。できるものならパウロ(・ゴンサルヴェス )を助けられるよう、バイクが直って走り続けたい。
(現地時間朝4時現在、まだ順位が発表になっていない。スタート前は総合16位だった)

 

オート部門

300 –ナセル・アルアティヤ   (SS1位、総合3位)
SSパート1ではいいタイムが出せた

本当に、本当に難しいハードなコースだった。SSパート1ではいいタイムが出せたが、後半はオフロードの中、プジョーのバギー相手に非常に難しかった。彼らについていくのは不可能だ。たった12秒早くSSゴールに着いたが、まだ全員ゴールしたわけではない。もし、今日我々がこのままステージ優勝だとすると、明日はコースをオープンしなければならない。それは簡単じゃない。が、マチューは今日はいい仕事をしたので、明日も大丈夫だと思う。

明日は砂丘の中でミスしないようにしたい。優勝は嬉しいが、バギー軍団はキャメル・グラス(雑草に覆われた平原)の中で非常に速い。今日は勝てたが、明日はどうか・・・。明日から2日大事なステージになる。

 

302 –ステファン・ペテランセル  (SS3位、総合1位)
セバスチャンが大横転事故

今日は、セバスチャンがここSS2のゴールから20kmほど手前で横転事故を起こした。我々は彼に追いついて、追い越し、その後彼らは再び我々の前に出た。彼は遅れを取り戻そうとしていた。オフロードの中で、我々は120km/hくらいで走っていた。彼は大きな亀裂に足を取られて数回横転した。20秒後に彼らに追いついたとき、クルマはひっくり返っていた。彼らは我々にそのまま走れというサインをした。彼ら二人はクルマから出ていたので二人とも無事だったことがわかった、でもクルマはひどいダメージだった。失ったタイムを取り戻そうとして、彼はミスしてしまったんだ。チームにとって、トップ集団に2台しかいないというのはかなりシビアだ。そのうえ、キャメル・グラスの中で我々のクルマの温度が異常に上がっていたので我々も安泰ってわけではない。

 

303 –カルロス・サインツ  (SS2位、総合2位)
明日と明後日は最も大事な日

ショック・アブソーバーがちょっと心配なんだ。温度が上がりすぎないようスピードを落として走らなければならないが、それ以外は問題ない。コースをオープンするというのは常に難しい中、コ・パイロットのルカス(・クルス)はとても良い仕事をした。今日のSSで優勝になるかどうかわからないが、いずれにしてもステファン・ペテランセルの後ろをスタートするほうが良い。明日と明後日は最も大事な日だ。

 

314 –セバスチャン・ロエブ   (SS33位、総合8位)
優勝は消滅した

リオ(枯れ河)で、大きな段差があったのが見えなかった。それでクルマが大きく横転した。オフロードの中の何段にも重なったリオだった。少し甘く見ていたのかもしれないが、私はこのリオの中を走るのに慣れていなかった。私はもっとゆっくり走るか、他のコースを選ぶべきだったのかもしれない。自分の目に見えるものだけを過信して、亀裂・段差などの車を壊す要因を見ていなかった。ロード・ブックに示されたコースをたどろうとしたが、右や左とあっちこっちに向かい、正しいコースの上を走れなかった。優勝は消滅した。既に、完走は難しいかもしれない。タイヤのホイールを交換し、その次は計器類を修理と既にかなりのタイムを失った。我々はまだ十分わかっていないことは判っていた。これから、経験の為にレースを続けたい。
(注:ロエブはトップから1時間8分遅れでゴール、総合でトップとの差1時間5分となった)