オート    :リエゾン(移動区間)200km+SS(競技区間)429km=合計629km
カミヨン   :リエゾン(移動区間)200km+SS(競技区間)429km=合計619km
モト&クワッド:リエゾン(移動区間) 200km+SS(競技区間)429km=合計629km

本日のコースは、サンサルバドル・デ・ フフイをスタートするループコースで、平均の標高が3500m、最高標高は4100mという高地で、本日から数日の間高地のステージとなる。そして、今日と明日の2日間、メカニックのサポートが受けられないマラソン・ステージ。その上、今日のコースは総距離630km、SSが430kmという長いコースでほとんどが山道のグラベルとスリッピーな砂地だ。
6時にビバークを出発したモトのライダーたちは、SSのスタート地点までリエゾン移動。
アシスタント・クルーは本日のうちに明日のビバーク、ウユニへ移動する。

華々しいデモを見せたプジョー軍団

今大会最初のマラソン・ステージの最初の1日、プジョー軍団が1,2,3ゴールを果たしチームの底力を披露した。ステファン・ペテランセルがカルロス・サインツを抑え、今大会初のステージ優勝。

モト部門ではバレダ(Honda) がトップでゴールしたものの、スピード違反ペナルティを受け、ゴンサルヴェス (Honda)にステージ優勝を渡すことになった。

オート部門 :何という1日! 最初のチェック・ポイントからプジョー軍団がライバルを抑えてトップ・タイムで通過した。ナセル・アルアティヤ(MINI)とロエブが際どいバトルを続ける中、ステファン・ペテランセルは最初のCPを両車をしのぐタイムで通過。次のCPでもペテランセルはロエブに1分の差をつけて通過。一方のカルロス・サインツは10番目のスタートから6台追い抜いき、後半弾丸のような走りで、チームメイト2台の後にゴールした。結果、SS優勝はステファン・ペテランセル、2位に11秒差でサインツ、3位に27秒差でロエブがついた。

上記1,2,3のプジョー軍団と共にシリル・デプレが続けば、1から4位を独占できたが、そこにナセル・アルアティヤ(MINI)が割って入った。だがそれにしても、今日のパフォーマンスでプジョーDKR2008がオールラウンドに素晴らしいことが証明され、これまでささやかれていた根強い疑問は粉々に打ち砕かれた。そして、残る疑問は信頼性。それは明日のマラソン・ステージ642kmの後で証明されることになろう。

モト部門:昨日のスピード違反ミスで大きな痛手を受けたホアン・バレダは、 CP1をトップ・タイムで通過、その後も次々とチェック・ポイントを目覚ましいスピードで通過した。チームメイトのゴンサルヴェスはぴったりバレダについていればよかった。ホアン・バレダ は残念ながら再びのスピード違反でペナルティ5分、ステージ優勝と総合トップの座を逃してしまう。

SS優勝はパウロ・ゴンサルヴェス (Honda)、2位はケヴィン・ベナビデス (Honda)、3位はルーベン・ファリア(Huskvana)。総合順位のトップはゴンサルヴェス 、2位ベナビデス、3位バレダ。

No57のフィリップ・カヴァリエはエンジンが壊れ、スタートできなかった。ピエールアレキサンドル・ルネがkm400で転倒、頭を強く打ちリタイア、フフィの病院に輸送され応急手当を受けている。初出場であまりにも早いリタイアとなった。

クワッド部門:この部門で2度の総合優勝しているアルゼンチンのマルコス・パトロネッリが今日はスタートからゴールまでアンタッチャブルな走りを見せた。アレクシス・エルナンデスに16秒の差でステージ優勝。チリのイグナシオ・カザレが総合順位のトップをキープ、次席のマルセロ・メデイロスに12分もの差をつけてゴールした。

しかし、夜になって順位の修正が行われ、ステージ優勝はイタリアのジャンカルロス・カリニャーニ、SS2位はセルゲイ・カリヤキン、10秒差、SS3位はエンリケ・ウンベルト・オクムラ+4分2秒となった。

カミヨン部門 :ジェラルド・デ・ローイが本日のカミヨン部門のステージ優勝。イベコのカミヨンで、同国オランダ人ピーテル・フェルスルイスとハンス・スティシーをそれぞれ37秒、1分18秒の差で抑えた。しかし2分のペナルティを科され、総合順位ではフェルスルイスがトップ。次席のスティシーとは僅か15秒の差だ。

ビデオ映像:http://www.dakar.com/dakar/2016/us/stage-500/videos-galery.html