第7ステージ
モト&クワッド: サルタ – ウユニ
オート&カミヨン部門: サルタ - サルタ

 
<モト&クワッド> リエゾン : 373 km SS : 409 km
<オート>     リエゾン : 230 km SS : 533 km
<カミヨン>    リエゾン : 230 km SS : 525 km
 

今日のコース

今日は500kmものSSがあるループコース、ペース配分をどのようにとるかが問われるステージだ。SSの初盤は石だらけの固いグラベル、中盤はハイスピードコース、終盤はハイスピード兼テクニカルコースで、ほぼ全域が標高3500m以上の高地。モト&クワッド部門は2度目のマラソン・ステージ、ゴールはボリビアのウユニ湖、そのビバークではメカニック無しの1夜となる。一方、オート&カミヨン部門はボリビアには入らないで、昨日と同じサルタのビバークに戻る。
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バレダ とサインツ、最強の走り! コマとローマ、守りの走り !

大会7日目、ダカール・ラリー史28番目の通過国、ボリビアに入る記念すべきステージ。スペイン人ホアン・バレダ が今大会3度目のステージ優勝、総合でトップのマルク・コマに4’03とタイムを縮めた。オート部門はモト部門と別ルートでボリビアには入らない。500kmのループコースはバギーのカルロス・サインツにややアドバンテージがあったか、通算27回目のステージ優勝となった。しかし、総合トップのナニ・ローマに縮めたタイムにわずか1’52だけ。
 
モト&クワッド部門の今日の平均高度は3700m、予定では409kmのSSだったが、前日の雨の影響で104km短縮された。今日5番目のスタートを上手に利用して、終日アタックし続けたホアン・バレダ が今大会3度目、通算8度目のステージ優勝を果たした。総合タイムでマルク・コマに4’03の差。ライダー自身だけでなくバイクもさらに限界へと奮い立たせても、総合2位からさらに上るにはまだまだ十分でないようだ。
 
コマは今朝3番目のスタート、バレダ が追い越すとすかさずぴったりくっついて、総合タイムの差をキープすべくコントロールして走った。同じ戦略でシリル・デプレもSS3位でゴール、トップと5’35の差だった。
 
反対に残念な結果となったのが、昨日のステージ優勝、アラン・デュクロ(Sherco)、第1走者としてコースをオープンする役が裏目に出て、SS初盤にミスコース、結果ウユニ湖のゴールで20分近くトップに遅れることとなった。ウユニ湖のゴールではボリビアのモラレス大統領がプライベートで競技者の応援に姿を見せ、数千人もの観衆が待ち受けていた。
 
モト部門の総合トップは依然としてマルク・コマ、2位にはホアン・バレダ が浮上、38分あまりの差。コマのウォーター・キーパー、ジョルディ・ビジャドムス(KTM)は総合3位、バレダと38分の差と、1位と2位、2位と3位が同タイムの差。大会後半の1日目からして、既に激しいバトルの様相を呈し始めている。
 
オート部門でもますますトップ争いが激しくなってきた。その折、オーランド・テラノヴァは昨夜スポーツマンシップに反する行動をとったとの理由で15分のペナルティが科され、総合順位もジニエリ・ド・ヴィリエと交代し4位になった。これが無ければ、ナニ・ローマとステファン・ペテランセルとの3つどもえのバトルに加わることができたはずだったのに・・・。
 
そして、カルロス・サインツとナセル・アルアティヤのバトルも待たれてきたが、ここ第7SSでも熾烈な争いを披露。バギー向けの今日のSSで、カルロス・サインツはド・ヴィリエがパンク・ストップしている間に追い越し、広いスピード・コースでマックスのアタック。結果、今大会2度目、通算27回目のステージ優勝となった。アルアティヤの小さなナビゲーション・ミスも彼に幸いした。SS2位はアルアティヤ、4’24差、3位はペテランセル、7’04の差。
 
ステファン・ペテランセルは今日は第1走者、コースをオープンするのにコース上に出てきたラマの群れなど、度々ストップを余儀なくされていた。
 
総合タイムでは、ミスター・ダカールことペテランセルは1’52しかローマにタイムを縮めることが出来ず、相変わらず30分以上の差がある。ローマは大会後半の週、ポディウムを目指して無理をせず90%の走りに抑えているようだ。今日のSSはカルロス・サインツの次、SS1位との差8’56、7位でゴールした。
 
ジニエリ・ド・ヴィリエは高地でガソリン・エンジンというハンディキャップに加えパンクを喫したにもかかわらずSS8位でゴール、総合3位を固守した。それを追うオーランド・テラノヴァ、ナビゲーション・ミスとパンクで、トップと16’25の差でSSをゴールした。総合でジニエリ・ド・ヴィリエとの差は6’11。
 
クワッド部門では、イグナシオ・カザレ(Yamaha)が再びステージを制し、今大会3度目のステージ優勝。SS2位のセバスチャン・フセイニ(Honda)に7’40、SS3位のセルジオ・ラ・フエンタ(Yamaha)に8’38の差。総合ではチリ人、カザレがトップ、2位のラ・フエンタに6’15の差、3位のラファウ・サノク(Yamaha)に29’52の差をつける。
 
カミヨン部門では、大会2週目の初日、タイトル保持者のエドワルド・ニコラエフ(Kamaz)が今大会初のステージ優勝を果たした。SS2位はチームメイトのドミトリー・ソツニコフ(Kamaz) 3’35、3位はジェラルド・デ・ローイ、4’34。しかし総合では依然としてイベコのオランダ人、デ・ローイがトップを押さえ、2位のアンドレイ・カルギノフ(Kamaz)に37’50、3位のニコラエフ(Kamaz)に1h03’08の差をつけている。
 
 

US – Stage 7 – Car/Bike – Stage Summary… 投稿者 Dakar