第4ステージ :サン・ホアン - チレシト
モト&クワッド リエゾン : 210 km SS : 353 km
オート&カミヨン リエゾン : 211 km SS : 657 km

今日のコース

マラソン・ステージでメカニックによるアシスタント無しの一夜を過ごしたライダーらは、今日はその後半にかかる。353kmのSSの初番はナビゲーションの難しい険しいカーブが多いコース。その後、トライアルコースのような崖を登ったり、崖上の細道を抜けるなど、高いライディングテクニックとタイヤの保持に気配りが必要だ。

昨夜、ミスコースなどでビバークへ遅くなっても到着できないライダーが続出し、その為、主催者はスタートを2時間遅らせて9 :10のスタートとした。第一走者は昨日ステージ優勝のホアン・バレダ 。

一方オート&カミヨン部門は2005年のズエラット~ティシット間以来という、非常に長いSS。パート1,2に分かれる。また最初のスタートがいつもと逆のカミヨンからで、カミヨン&オート部門が混合で争うことになる。コースは山岳部から始まり、何度かリオ(川)越えがあった後、渓谷の中を抜け、広いグラベル路面となる。パート2では標高3400m級の高地の通過もある。

デプレ後退、サインツまた熾烈なバトル

ダカール・ラリー2014の4日目、ホアン・ペドレロ・ガルシアが初ステージ優勝。一方優勝候補シリル・デプレはゴール手前でタイムを大きく失い、総合タイムでトップとの差が40分以上も開く結果になってしまった。オート部門でカルロス・サインツがナセル・アルアティヤと終日熾烈なバトルを繰り広げた。ステージ優勝を手にしたのはナニ・ローマ、総合でもトップにたった。

ここまでチャレコことフランシスコ・ロペスはホアン・バレダ にショーの主役をまかせてきた。しかし、4日目のSSのパート2でチャレコ(フランシスコ・ロペス)は今まで抑えてきたものをはじき出した。終日アタックを続け、全部のチェックポイントをトップで通過した。それでも彼の12回目のステージ優勝を手にすることはできなかったが、その力強い走りはタイムの上で大きなメリットのある一日になった。一方、ホアン・バレダ はナビゲーション・ミスで大きくタイムをロス、バイクを押しながらゴールするという波乱の一日。しかし、総合でトップをキープ、ステージ優勝したマルク・コマ(KTM)に3’10”のタイム差をつけている。そして、彼らに続いてゴールしたのはホアン・ペドレロ・ガルシア、かつてはKTMでコマのウォーターキーパー役を果たしていたが、今日はShercoのマシーンでロペスと29”差でゴール。

シリル・デプレは終日理想的な走りを続けていたが、ゴール手前10kmあまりの地点でイリトラックが壊れ、同時に電気の配線を切ってしまうアキシデントに見舞われた。なんとか修理してゴールしたものの、総合タイムでトップと41分もの差がつくことになってしまった。一方、第2ステージで優勝したサム・サンダーランド(Honda)はエンジンの故障でレースを離脱することになってしまった。

オート部門、第1走者のナニ・ローマがスタートしたのは朝7時20分。本日のSSは157kmのニュートラル区間(競技の対象にならない移動区間)を挟む217kmと 284kmの二つのパートからなる。トップにスタートし、コースをオープンしたローマ(Mini)を押さえてステージを制したのはカルロス・サインツだった。総合でも2位に浮上した。前日数回のパンクに悩まされたカルロス・サインツだが、今日は彼のバギーSMGを弾丸のように走らせて他の競技者を寄せ付けず、通算26回目のステージ優勝を手にした。SS2位のステファン・ペテランセルは途中パンクで遅れ6分あまりの差でゴール、続いたのはナセル・アルアティヤで8’58”の差。
総合順位ではカルロス・サインツがトップに浮上し、一方ナニ・ローマがわずか2’06”の差で2位、総合トップのディフェンサー範囲内をキープしている。

そして総合3位は意欲満々のナセル・アルアティヤ、6’56”の差、続くのはオーランド・テラノヴァ(Mini)トップとの差は 13’08”。総合5位のステファン・ペテランセルも18’10”、まだまだ優勝が想定できる範囲にいる。

カミヨン部門ではジェラルド・デ・ローイが今大会2度目のステージ優勝、通算26回目となった。総合でもトップに浮上したが、わずかなミスでも大きくタイムロスがありうるカミヨン部門なので、総合2位のマルセル・ファンフリートと36分あまりの差は決して安泰とは言えないタイムだ。


US – Stage 4 – Car/Bike – Stage Summary – (San… 投稿者 Dakar