東日本大地震の被災者の方々へ、深く哀悼の意とお見舞いを申し上げます。
被災地の一刻も早い復旧および復興を心よりお祈り申し上げます。
パリダカ日本事務局

NEWS

2016/01/16 第13ステージ ビジャ・カルロス・パス→ロサリオ

全車 :リエゾン(移動区間) 518km+SS(競技区間)180km=合計698km

131kmのリエゾンの後にSS180kmがスタート。モト&クワッドは競技者らへの畏敬を込めてリバース(昨日の後尾から)スタート。
本日スタートする競技者はモト部門84台、オート68台、クワッド23台、カミヨン41台。
第1走者は6時15分、オート7時15分、カミヨン8時18分と今日はかなり早い。

モト部門の第1走者はオスワルド・ブルガ、ペルー人。総合84位にいてトップとの差は54時間。トップと一番差が多かった日は8時間もあった。別の見方をすれば、ブルガの走ったタイムで、プライスはダカール・ラリーを2往復走ることができる。ブルガの苦労は想像に難くない。日中、何度も転んでは起きを繰り返し、毎晩夜中のゴール&マシーン調整・・・。完走への執念!
 

ステファン・ペテランセル6度目の総合優勝、プライス初優勝!

 
第38回ダカール・ラリーが本日ロサリオで終わった。オート部門でステファン・ペテランセル(プジョー)が6度目の総合優勝、モト部門ではトビー・プライス(KTM)が初めての総合優勝を果たした。クワッド部門ではマルコス・パトロネッリ(Yamaha)が3度目の優勝。カミヨン部門でもジェラルド・デ・ローイ(IVECO)が2度目の優勝。

SSではセバスチャン・ロエブ(プジョー)が今大会4度目のステージ優勝、モト部門ではパブロ・キンタニーリャ(Husqvarna)が今大会初のステージ優勝。

どんなに言葉を尽くしても、ステファン・ペテランセルのパイロットとしての質とすごさは説明できない。オート部門で6度目の優勝、“Mr.ダカール”はモト部門での優勝と同じ回数にすることができた。通算12回の総合優勝、ペテランセルはまさにかつてないダカール・ラリーの王者となった。

この6度目の優勝に導いたステージはたった1度のステージだった。だがそのステージはハンパではない。第10ステージのフィアンバラの砂丘の中、彼が予告したように、彼が度々2輪の時代にやっていたように、彼は“タガを外して”大きな賭けに出たのだった。すべての危険を冒して弾丸のように走った。ライバルのトラブルが重なって、彼は失態もなく、賭けに勝った。

しかし事は決して楽ではなかった。新しいチームメイト、セバスチャン・ロエブは最初の週レースを凌駕し、イメージづけていた。ペテランセルは、彼の後ろで背中を丸めてチャンスを狙う戦略をわきまえていた。プレッシャーに耐えながら、前を走るクルマの砂埃の中で、できる限りミスを抑えながら、ライバルのクルマと共に走った。プジョー・チームに降りかかる様々な試練を振り払って、結局ペテランセルがただ一人優勝の椅子を手にした。アリ・ヴァタネンがプジョー405で優勝してから26年、ついに彼はプジョーの優勝に導いたのだった。

MINIのナセル・アルアティヤの素晴らしいパフォーマンスも忘れてはいけない。常にプジョー・チームと互角の戦いを続けた。フィアンバラの砂丘入口でのトラブルさえなければ、彼はもう一段表彰台を上ることもできたに違いない。そして総合3位のジニエリ・ド・ヴィリエは連続表彰台。南アのパイロットはスタート時から淡々と同じペースで走り、トヨタに再び表彰台を贈った。

セバスチャン・ロエブは今大会の目玉の人となった。4度のステージ優勝、驚くほどの大横転事故、度重なるメカ・トラブル、彼はラリーレイドで起こりうる全ての面で体験した。WRC9度のチャンピョンが最終2ステージでのチーム・オーダーを快く受け入れたかどうかわからないが、ロエブにとって初めてのダカール・ラリー、呑み込みが早いのでこの後はどういうことになるか・・・?

モト部門 :トビー・プライス(KTM)も呑み込みの早い部類の人。むしろ早すぎるくらいだ。昨年初めてのダカール・ラリーで総合3位。KTMチームのトップ・ライダーのオーストラリア人だ。彼はきっちり目標に向かって知能的に優勝をものにした。とりわけHONDAチームのプレッシャーに負けず、あまり後ろを振り返りもせずコースを走り続けた。KTMがマルク・コマに続くリーダーを探していたとしたら、彼ら、既に手にしたわけで、しかも安泰だ。ダカール・ラリーで優勝した初めてのオーストラリア人として記録に残ることになった29歳だ。

準優勝はスロヴァキア人、ステファン・ソヴィツコ(KTM)。2014年9位、2015年5位、そして今回2位と徐々に順位を上げてきた。今回はまさに目標どおりの順位を手にした。総合3位はチリのパブロ・キンタニーリャ(Husqvarna)。他の表彰台の二人のように段階的に順を上げてはこれなかったが、それにしても今回素晴らしい成績の年となった。

4位アルゼンチンのケヴィン・ベナビデス(Honda)、6位7位はフランス人アドリアン・ファン・ベヴェレン(Yamaha)、アントワーヌ・メオ(KTM)らも注目のライダーたち。ファン・ベヴェレンはトゥーケ・エンデューロのWチャンピョンで、今大会中日々順位を上げてきており、アンラッキーなトラブルに見舞われなければと悔やまれる。

一方のエンデューロ世界チャンピョン4度のメオは2日前、総合3位まで順位を上げていた。プライスの優勝の為に身を捧げて走り続けてきたが、ゴール手前の転倒事故でケガをしてしまう。今日激痛に耐えながら走り抜きトップから2時間40分遅れ、SS70位でゴールした。まさに執念の完走だ。

三橋淳はSS65位、総合56位。完走おめでとう!

女性ライダー、ライア・サンス、エンデューロ世界チャンピョン4度、目標はトップ10入り。2日前の転倒で順位が後退し、彼女の夢が果てた。鎖骨骨折にもかかわらず最長の931km、今日の631kmをロサリオまで走り抜いた。本日のSS14位、総合12位。

クワッド部門 ;パトロネッリ兄弟はカム・バックのチャンスを逃さなかった。弟マルコスは今大会3度目のステージ優勝、そして兄アレヒャンドロも第11ステージで1回ステージ優勝した。総合優勝は兄弟で5度目になる。しかしそれにしても、兄は仕事があると2年間出ていなかったというのに、強い!
SS3位は、南アのブライアン・バラガナット(Yamaha)、ダカール・ラリー参加2度目にして驚きの成績を出した。2017大会の成果が楽しみだ。

総合優勝の弟マルコス・パトロネッリと準優勝の兄アレヒャンドロ・パトロネッリはわずか4’23”の差.。総合3位のセルゲイ・カリヤキンとは1時間57分。

カミヨン部門: 今大会はジェラルド・デ・ローイ(IVECO)が2度目の総合優勝。第9ステージから総合2位の競技者と既に大きなタイム差があったので、総合トップをキープするのはそれほど難しいことではなかった。準優勝は2015年大会優勝のアイラット・マルデーブ(Kamaz)、3位はフェデリコ・ヴィジャグラ(IVECO)。ヴィジャグラは2度オート部門参加した後、今回カミヨンでエントリーしたアルゼンチン人だ。

日野チーム菅原のジュニア照仁はSS16位、総合で13位、父義正SS40位、総合31位。もちろん、排気量10リットル未満クラスで今回も1,2を制した。

9500kmの厳しいレースの果て、最終的にロサリオまで走り抜いた競技者はモト84台、クワッド23台、オート67台、カミヨン44台。完走率は60%。



2016/01/16 第13ステージ インタビュー

全車 :リエゾン(移動区間) 518km+SS(競技区間)180km=合計698km

 

モト部門

003 –トビー・プライス (KTM) (SS4位、総合優勝)
ダカール・ラリーで初めて勝ったオーストラリア人

どう言ったらいいのかわからない。何も考えられない・・・。2度目の参加で優勝できるなんて考えてもいなかったので、僕はひどいショック状態なんだ。僕の家族、友人、オーストラリアで応援してくれている僕のファンたちに・・・・ンもう信じられない!

2度目の参加で優勝なんてすごい記録だが、僕がダカール・ラリーで初めて勝ったオーストラリア人だというのもすごい。2年前にはそんな事想像だにできなかった。完走するだけで、すでに勝利だ。優勝だなんて、本当に信じられない。オーストラリアで走っている姿勢でレースに向かった。アタックすべきところではアタックし、マラソン・ステージのような大事なところではバイクに気を付けて走った。そしてナビゲーションもうまくできた。これが僕のスタートで、この後も勝てるようになりたい。それは非常にむずかしいので、この優勝を十分味わうよ。

 

004 –パブロ・キンタニーリャ(Husqvarna)(SS1位、総合3位)
この最終ステージは今大会の中で一番難しかった

この最後のステージは非常に難しかった。スタート前、とても緊張していてナーバスになっていた。今日は全競技者が同じコースだった。最初からプッシュした。チームの仕事のおかげで総合3位をキープできた。とても嬉しい。

今回のダカール・ラリーは非常にハードで、最後の日まで表彰台争いを続けなければならなかった。普通だと、最終日は競争せずに流すだけなんだけど。僕にとってこの最終ステージは一番難しく、緊張した。ラリー前に怪我したがプロがゴールまで導いてくれた。今日は彼らの努力の成果だ。この後ゆっくり休んで、チームの皆と次の大会に向けてのスケジューリングをするつもりだ。

 

クワッド部門

252–マルコス・パトロネッリ(Yamaha)(SS6位、総合優勝)
本当に信じられない

もちろんすっごく嬉しい!劇的なダカール・ラリーだった。初めは少しアンラッキーだったが、その後はすべて良い調子だった。ほぼ毎日同じ順位でいられた。一生懸命仕事をした。だから今日の成績は本当に感動だ。今大会は本当にハードだった。非常にラリーレイド的なステージもあったし、最もダカール・ラリーらしいステージもあった。コースのタイプがまったく二つに分かれていた感じがする。大会最初の頃のスピード・コースではうまく走れなかったが、次のタイプになってから少しライバルを引き離すことができた。このダカール・ラリーは私のチームと兄といっしょに勝ったものだ。本当に信じられない!

 

オート部門

302 –ステファン・ペテランセル(プジョー)(SS13位、総合優勝)
私の大きな最終目標

すっばらしいー!プレッシャーはかなりあったが、なんとか耐えられた。最終3日間は非常にストレスだったので、ゴール・ラインを越えてほっとした。チームは2年前から狂ったように働いてきたので、プジョーの歴史を再び書き換えられたということがとても満足だ。フランスの自動車メーカーなので、ずーっとこの優勝を夢見てきた。私は何度も優勝してきたが、この嬉しさはトップ3に残る。この後についてどうするか、それを決めるにはまだ早すぎる。確かなことは、モトとオート部門での優勝回数を同じにするというのが、私の大きな最終目標だった。今、それがかなった。この他に自分にモチベーションをかけるものがない。

 

300 –ナセル・アルアティヤ(MINI)(SS3位、総合準優勝)
準優勝、良いパフォーマンスだ

ダカール・ラリーが始まる前に、二人のライバルが気になっていた。ステファン(・ペテランセル)とジニエリ(・ド・ヴィリエ)だ。ゴールで、この3人で表彰台に登れたので嬉しい。ステファンは非常に頭が良いし、ジニエリはコンスタントな走りなので良い仕事ができる。準優勝を取ることができたのは良いパフォーマンスなので非常に嬉しい。大会初め、表彰台に上れると思っていたが、どのポジションかはわからなかった。準優勝できて本当に嬉しい。スポンサーにサポートしてくれたことに対してお礼を言いたい。この先のこと?私はフリーなので、どうなるかわからない。来年の契約はまだしていない。

 

314–セバスチャン・ロエブ(プジョー)(SS1位、総合9位)
もう、来年来たい気分だ

クルマも我々も共に、我々は全体的に非常にコンペティティフだった。ナビゲーションのステージでは多少心配もあったが、するべき仕事を知っていたから、なんとかクルマが持つように走った。ナビゲーションがそう難しくない日もあったが、本当に困った砂丘もあった。これから来年の為にどう改良したらいいのか相談しないといけない。しかし、本当に苦しかったというのに、もう、来年来たい気分だ。

 

301 –ジニエリ・ド・ヴィリエ (TOYOTA)  (SS8位、総合3位)
ポテンシャルは高いがスピードが無い

最後のステージで、ミッコ・ヒルボネン(MINI)と表彰台を巡ってすごいバトルをしてしまったようだね。昨日は終日アクセルを底まで踏み続けた。今日はタイム差をコントロールして走った。トヨタの為にこの表彰台の位置をキープしたかったので、とてもうれしい。私にとって、最初の週は非常にフラストレーションが溜まった。プジョーのスピードには追いつけず、ナセル(・アルアティヤ)の高地や砂丘の中での走りにも追いつけなかった。我々のトップ・スピードを改良しなければならない。ステファン(・ペテランセル)のプジョーで2度目の優勝に対等に戦えるようにしなければならない。

ターボ・エンジンと対等に戦うのは難しかったが、我々のメカニックの信頼性はバツグンだった。プジョーは非常に速い。我々のクルマのポテンシャルは高いがスピードが無い。これで13回目のダカール・ラリー、5度目の表彰台だ。総合優勝は1回しかしていないので、できるだけ早いうちに勝ちたい。



...続きはこちら... ⇒ 最新ニュースの一覧へ

NEWS - 一覧 (日本語訳)

2016/01/16 第13ステージ ビジャ・カルロス・パス→ロサリオ [レポート]

2016/01/16 第13ステージ インタビュー [インタビュー]

2016/01/15 第12ステージ インタビュー [インタビュー]

2016/01/15 第12ステージ サン・ファン→ビジャ・カルロス・パス [レポート]

2016/01/14 第11ステージ インタビュー [インタビュー]

2016/01/14 第11ステージ ラ・リオハ→サン・ファン [レポート]

2016/01/13 第10ステージ インタビュー [インタビュー]

2016/01/13 第10ステージ ベレン→ラ・リオハ [レポート]

2016/01/12 第9ステージ インタビュー [インタビュー]

2016/01/12 第9ステージ ベレン→ベレン [レポート]

2016/01/11 第8ステージ インタビュー [インタビュー]

2016/01/11 第8ステージ サルタ→ベレン [レポート]

2016/01/09 第7ステージ インタービュー [インタビュー]

2016/01/09 第7ステージ ウニユ→サルタ [レポート]

2016/01/08 第6ステージ インタビュー [インタビュー]

2016/01/08 第6ステージ ウニユ→ウニユ [レポート]

2016/01/07 第5ステージ インタビュー [インタビュー]

2016/01/07 第5ステージ サンサルバドル・デ・ フフイ→ウユニ(ボリビア) [レポート]

2016/01/06 第4ステージ サンサルバドル・デ・ フフイ→サンサルバドル・デ・ フフイ [レポート]

2016/01/06 第4ステージ インタービュー [インタビュー]

...続きはこちら... ⇒ 最新ニュースの一覧へ

LATEST VIDEO - 最新映像

2014/01/18 VIDEO 第13ステージ ラ・セレナ - バルパライソ


US – Stage 13 – Car/Bike – Stage Summary – (La… 投稿者 Dakar


...続きはこちら... ⇒ VIDEO映像一覧へ

日本事務局からお知らせ

特別ゲスト 4/17開催 ダカールラリーワールドツアー in 東京

特別ゲスト:
      TOYOTAオフィシャル・ドライバー「ジニエリ・ド・ヴィリエ」
      (2009総合優勝、2014総合4位)
 
2014年4月17日開催「ダカールラリーワールドツアー in 東京」の詳細をお知らせします。
 
 
ダカールラリーを主催するアモリー・スポーツ・オーガニザシォン(ASO)よりダカール・ラリー副ジェネラル・マネジャー「グザヴィエ・ガヴォリ」が来日、特別ゲストとしてTOYOTAオフィシャル・ドライバー「ジニエリ・ド・ヴィリエ」(ダカール・ラリー2009総合優勝、2014総合4位)を迎え、次大会となるダカールラリー2015についてプレゼンテーションを行います。
 
選手・報道関係者・今後ダカールラリーに参加を予定している方のご参加もお待ちしております。
 
=> 詳細および参加申込はこちらから
 
 



...続きはこちら... ⇒ 日本事務局からお知らせ一覧へ

ダカールラリー関係サイト - 最新更新情報

Loading...

インターネット上で公開されているダカールラリー関係の最新情報一覧(外部サイトより自動取得)


LIVE - 速報 (日本語訳)


GO FURTHER

アルゼンチン

Copyright A.S.O. / Amaury Sport Organisation

北のボリビア国境から、南端まで3,500kmもある長い国で、目の前に広がる地平線がすべて.....

More

チリ

Copyright A.S.O. / Amaury Sport Organisation

南北に4,300km、東西の幅は平均175kmという細長い国土。北部のアタカマ砂漠を含む砂漠地帯.....

More