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ニュース

09-01-2008 - ダカールラリー総責任者エチエンヌ・ラヴィニュからのメッセージ

Copyright A.S.O. / Amaury Sport Organisation


すっかり叩きのめされた!しかし、もう立っているぞ。私は断固、宣言する、「冒険はまだ終わらない」と。私たちは、パリダカ30周年にあたるダカールラリー2008年大会を厳しく、過酷で強烈なレースにしたいと思った。皆さんは、それに参加するという選択をし、時間とエネルギーとお金をつぎ込んできた。皆さんと私たち主催者の全員共通の挑戦が、これから始まろうという瞬間に茫然自失してしまった。皆さんにとっても、私たちにとってもあまりのショックで、この影響はあまりに大きい。

皆さんひとりひとりの失望を思うと心が締め付けられるようだった。しかし、ユーロミルホー・ダカールラリー2008の中止は、私たちが入手した情報をもとに唯一の妥当な選択肢だったと確信している。ラリーの安全に直接関るテロの危険を、主催者の責任上絶対に認めるわけにはいかない。あの場で、他に取るべき道はなかったし、今、とった選択肢を後悔はしていない。

リスボンで衝撃に動揺した時、皆さんの品位ある尊厳ぶりに私たちは非常に心を打たれた。競技者の皆さん、スポンサーの皆さん、そして関係者の皆さんの姿勢は、まさに私たちがイメージしていたそのものだった。皆さんの信頼を感じ、絶対に裏切ることができないと思った。

だから、今度は私たちが皆さんに希望のメッセージを送る番だ。なぜなら、私たちはいつも将来に目をやってきたから。未来にこそエネルギーを注ぐべきなのだ。ラリーの競技者は、ブルーな気分など情熱と戦闘意欲で吹き飛ばしてしまうものだ。さあ、将来に向けてまたがんばろう。ダカールラリー2009への挑戦を。それは皆さんの挑戦でもあるが、私たちにとっても新たな挑戦である。

Etienne LAVIGNE (エチエンヌ・ラヴィニュ)
ダカールラリー総責任者

04-01-2008 - ダカールラリー主催者A.S.Oが2008年大会をキャンセル

リスボン-2008年1月4日金曜日

 

ダカールラリー主催者ASOは、来る1月5日から20日に予定されていたリスボン〜ダカールの2008年大会を中止にすると発表した。なんとか実施したいと主催者はフランス政府、とりわけ仏外務省と数度にわたる交渉を重ねたが、結局、中止の決断にいたった。

 

国際情勢の緊張の続く中、去る12月24日、モーリタニアでフランス人ツーリスト4名が殺される事件が起きた。マグレブ圏のアル・カイダの一派が関わっていると見られ、事件現場が大会コース上であるため、テロリストに対しての妥当な解決策がとれないと判断、大会の中止を決定した。

 

ダカールラリー主催者として、通過国の住民をはじめ、アマチュア&プロ競技者、アシスタント関係者やジャーナリスト&メディア関係者、その大会関係者ら全員の安全を何よりも優先しなければならない。かつて、そしてこれからも、安全優先の姿勢は絶対である。

 

ASOが一年かけて準備してきたすべてがテロによって無に帰することとなる。何よりもこの世界一過酷なレースにかけて、これまで準備してきた競技者や関係者の努力が無になってしまう。ポルトガルや、モロッコ、モーリタニア、セネガルの準備に関わってきた人々、大会で裏方を担当する現地の人々や観衆の無念、中止によって背負う大きな経済的影響を考慮すると、安易に決断するわけにいかない非常に大きなフラストレーションだった。

 

ASOは今後も世界的なモータースポーツイベントの実施に向け、また、サブ・サハラ地域での過去5年にわたる環境ボランティアSOSサヘル・インターナショナルの継続に向けてさらなる努力を続ける所存である。

 

ダカールラリーはシンボルである。シンボルは何者も揺るがすことはできない。2008年大会の中止は、ダカールラリーの将来を否定するものではない。ASOはダカールラリーへの忠誠とモータースポーツへの情熱をかけて、2009年からのアドベンチャーをラリーレイドの熱狂者らに提供すべく、再び挑戦する。